子供の食事というのは難しいものだ。私は、極端な偏食であるこの時期の子供に大人が無理して(がんばって)料理を数品作り、そのいずれも拒否される、というような双方にとってのストレス(子供は食事が楽しくない。大人は作るのが重労働な上、報われない)を抱え込むよりは、しっかり食べる食べ物A(うどんや白米)としっかり食べる食べ物B(納豆、おくら、海苔等)を毎日同じ物の繰り返しで良いので食べさせて、子供が好きな果物(うちならバナナ、みかん等)を補助的に食べさせる、という、(大人も子供もストレスをためこまない)ルーチンを組み立てるのが最重要だと考えている。一番しんどいパターンは、大人が子供の食事を義務感、使命感、周囲からの圧力等によってがんばりすぎてストレスを抱えてしまい、その上で子供は与えたものを食べない、という誰もが得をしないパターンだ。一番しんどいパターン、と書いたが、外国のことはわからんけど日本だとこういう人が一番多い気がする。子供のメシ問題は、もっと適当になった方がいいと思うけど、多くの人にとって、(子供の食事に対して)適当になる事はとてもむずかしい。ギスギスした雰囲気とかストレスとか、そういうのを避けてあげる事は、子供にとっては食べ物から摂取する栄養よりもよほど大事だと思うのだ。だから偏食期の子供のメシ問題。繰り返しになるけど、大人は子供が食べられる簡単なもの(白ごはん、バナナ)を簡単に用意して、気楽にあげる。子供はそれを食べる。それの繰り返しでよいと私は思っている。極端な話が、晩メシがスナック菓子だけであったとしても、大人も子供も笑っていればそれで良いのである。
というわけで、もし子供が「●●が食べたい」とリクエストしてきた時には、最大限こたえようと思っている。今朝は「カレーが食べたい」と言ってきたので、カレーを作った次第。バーモントカレーは甘口の扱いが難しくて。今回は中辛と甘口を半々で。たまねぎ、人参をたっぷり、チンゲン菜を細かく刻んで入れて、丸富さんのハンバーグも小さく切って入れてある。食べさせるコツは、子供に自由に食べさせない事だ。はい、自分で食べてね、と言うと子供もしっかりしたもので、どれだけ小さく切っても肉やチンゲン菜を「いやだ」と拒否してしまう。ここはテレビを見させて、番組に集中している間に大人が食べさせる。「はい」と言ったら子供はテレビを見ながらカレーに見向きもせずに口をあける。そしたらチンゲン菜や肉をまぜたルーと白ごはんを口に入れる。子供は普通に食べている。まあそういうわけで、それぞれの子供によって違うだろうけれど、ごはんというのは、作るにせよ食べさせるにせよコツがあるのだ。で、一番大事なのは、大人がラクをする事な。大人がしんどい思いして怒り顔でいるよりも、ラクをして手を抜いて、気楽に笑っているほうが、何を食べさせるよりも子供の栄養になりますよ。
