はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

2004-01-01から1年間の記事一覧

一つの時代が挫折するとき、一つの世界が挫折するとき、僕はその挫折の真唯中に あるのであり、僕を含めた一つの全体が挫折しているのだ、ということをはっきり と知らなくてはならないのだ。 (現代詩文庫・石原吉郎詩集・p116〜)

この前の新潟地震以来俺の部屋は窓がきちんと閉らなくなってしまったのであるが今朝は仕事あけて寝、あまりの寒さ(あるいわ冷たさ)に目が覚めて外に目をむければ雪が降っていた。夜中、伸び放題になっていた髭をもてあましていた俺はバリカンを持って近所の…

何日か前から同居人と揉め事をおこしたからと言って洋子が俺の部屋に転がり込んでいる。俺はとゆえば異性であれ同性であれ他人と同居する事がまあはっきり言えば大嫌いなのであるが、なにせ現在の俺の部屋は四畳半一間であってみたれば、これはもう好き嫌い…

夜勤あけ、仮名・火野葦平とともに有楽町へ。 早朝からあいてるスタンヂング・バァで俺は日本酒、火野はビール。 三杯目をあけ程よく千鳥足になったところで皇居へむかう。 少年ボランティアから日の丸を受け取り、それなりに厳重なボディチェックをうけ広場…

貞奴 〜流浪編2

少し早いんだけれど、と言いながら職場の友人がやってきて、誕生日プレゼントをもらったのである。Aからはソニンのポスター。Bからは2ちゃんねるのタオル。Cからは星野仙一の携帯ストラップ。どれもみなコチラがどう反応してよいのか困ってしまう逸品な…

書斎へ行く。 id:kokada_jnet氏の日記を読んでいて、そこで取り上げられていた「鉄子の旅」*1と「夕凪の街 桜の国」*2を買ってみた。俺の書斎だから買うまでもなくもとから全部俺の本だ、くらいに内心思ってはいるのだが、まあたまに、買ったりもする。「鉄…

朝方熟睡していると、しばらく音信のなかった洋子がやってきた。 洋子は電話もパソコンも持たない女なので、来訪はいつも突然で、結局のところそれは彼女のきまぐれでしかない。俺は部分的に非常に神経が細かいのであって、眠りを妨害されると特に不機嫌にな…

貞奴 〜流浪編

目覚めてゐることに疲れ やがて おびただしい吸殻が あなたの巨大な手から降ってきた*1 たまりにたまっていた洗濯物をナンとか片付ける。 図書館から借りていた久石譲選『カルテット・クラシックス』を かけながら、オレンジジュースを飲み、煙草に火をつけ…

いや、目の前でマンションから人が降ってきてね、あれは驚いたね、アハハ、なんて話を職場の友人仮名・火野葦平としてたのは先週の事で、それから何日か後、仕事に行こうと地下鉄の階段をおり、電車の音が聞こえたので急いで改札をくぐった所でブレーキの音…

貞奴 〜同棲時代

(MDのコンセントにぶらさがる貞) 仕事から帰ってくると、とりあえず俺は貞をさがしてしまう。 貞はたいてい部屋の隅っこ、畳の上にいる。 12月はおまえたちの季節ではないのだよ、と俺は話しかけながら、 しかし、さすがにピクリとも動かない貞をみて、もう…

貞奴 〜出会い編

画像はカマキリである。 以前は小型のやつが部屋にいたのだけれど、今朝から俺の部屋に住みついているのは中型のやつで、いちおう、貞奴(さだやっこ)と名付けてみた。たぶんメスだろうと思ったので。小型のは俺がチョッカイを出すと戦闘態勢になって向ってく…

・感じるだけで、考えない時代。それが、大正という時代の限界性として、 僕らの心にうつる。 ・古人の考えなどは死物だ。ただ、死物の注射でも、結構、人間は、一人 前な顔で通れるのだ。 (金子光晴/「詩人」第二部)

・私はこの頃、酔って自分がどうしたらいいだろうということばかり考えるようになっ た。酔えば酔うほど自分が不自然でたまらないのだ。 ・「これでいいのか?」僕はこの声をはっきりと聞きたい。 現代詩文庫「石原吉郎詩集」p100〜

今月いっぱいはあくせく働いて部屋に帰って食って寝るだけで ある面での充実感はあるものの別のある面では非常に味気ない 生活になってしまうのでここの更新もあまり出来ないと思いま す。とか言ってなんだかんだと更新するかもしれないけどたぶ んあまり更…

アートスペース美蕾樹(渋谷)にて雑誌「薔薇族」廃刊セールに行く。 俺が昔働いていたスナックのマスターが大の薔薇族ファンであった。 俺はマスターから色んな意味で色々な事を教えられたわけだが、まあそんな事はどおでもよいとして、今回俺は何としてもこ…

昨日出会った壁男爵*1と二人、やはりおっさんはおっさん同士の方が落ちつくなあ、などと言いながら渋谷シネマ・ソサエティに。「フィール・ライク・ゴーイング・ホーム」みる。俺は俺で長い長い予告編の中に「フリック」をみつけそこに高田渡が出演している…

仮名・蒔岡雪子(id:moons11dec)、ならびに仮名・蒔岡妙子、ならびに仮名・壁男爵らと都電荒川線に乗って遊んでいた。俺は早朝からしこたま酒をかっくらって行ったので結局最後まで誰が誰やらわからなかったのだが普段汗くさい男達しかおらん環境で呼吸し生活…

炊飯ジャーをネズミにかじられた。 そんなものかじってどうするのだ? 夕飯にはおでんを食す。 給料が入ったのでいくらかたまっていたフィルムを現像した。 俺は他人を背中から撮った臆病な写真がキライだ。 今回はそおゆうやつが多かった。 一般論としてで…

今月は腰がぬける程ひま月であったのだが昨日久しぶりに労働現場に行ってみたれば帰り際ひどく肩が重かった。最近だんだんと寒くなってきてやっぱり掛け布団と毛布を買わねばつらいなあと考えつつも、まだ大丈夫だろうと俺は薄っぺらい寝袋の中、一昨年買っ…

ここ何日か一日三食、ずっと同じものしか食べていない。それは野菜ソバである。鍋に水とカツオブシを入れ、玉葱半分・ピーマン一個・茄子半分・シイタケ一個を適当な大きさに切って入れ、輪切唐辛子をまぶしグツグツ、みりんと醤油で味付けし、五食分100円く…

泣くナッチ

四丁目のコインランドリ―が都市開発で 壊されるという話をききながら脱衣場でヒゲ を あたっていた俺 は 鏡に貼られた殺人犯 に 似ていた ヨレ爺が縁側に腰をかけ 屁 をひった 俺は爺 の背中 の カーブを曲がりきれず 射殺する お前のボトルネックギター 鏡…

図書館でかりたねじめ正一の本にサインしてもらおうと思って、ねえねえ一緒について行ってくれたまえよと犬山を誘ってみたのであるが、電話に出た犬山は現在神秘的半獣主義作家岩野泡鳴研究の為神奈川某所滞在中との事で、一人で行くのはこわいから、ねじめ…

朝起きるなり吐き気と頭痛に襲われた。風邪でもひいたのだろうか。 苦しみながらも煙草をくわえ頭をかかえつつ俺はねじめ正一が 谷川俊太郎について書いた一文*1を読んだりし感銘をうけたりもした。たとえば 谷川さんほど言葉が正確な詩人はいない。それも言…

ソウル・オブ・マン

俺にとってかっこいいブルースマン第一位とゆえば十代から二十代はじめにかけてはラ イトニン・ホプキンスであったのだけれど、結局のところライトニン・ホプキンスしび れるうとか言ってかっこつけてみた所で俺が心底鳥肌立ったのは「MOJO HAND」におけ る…

・池袋主義 渋谷でもぶらつく予定だったけど雨だからやめて西武百貨店及びパルコ徘徊しロゴスで 須田一政「人間の記憶」立ち読みしていた。その後書斎(ジュンク堂)へ行き美術手帖今 月号の写真特集がおもしろそうだったのと先月号はラリー・クラークとティル…

(現代詩読本「現代詩の展望」) ●北川(透) 今*1の新しい詩人たちにははっきりとした敵が見えにくいあ るいはいない。それから攻撃的な詩人がいないということをおっしゃって、確か にその通りだと思うんですけれども、敗戦直後から六十年代までの詩と、今の…

予定(メモ)

ユーロスペースにて「デメキング」(いまおかしんじ)みる。 http://www.eurospace.co.jp/schedule.htm●「たまもの」 http://www.eurospace.co.jp/detail.cgi?idreq=dtl1097726316 抜粋 27日(土)“漫画家・いましろたかしを囲んで” ゲスト:いましろたかしさ…