はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

そういう話をせずに本の話だけをしててもしゃあない気がしますので

 4年に一度のうるう年。こういう日はけっこう好きだ。朝起きてからどこにも行かずひたすら寝ていた。豚と春菊を塩胡椒で炒めそれをご飯にかけて、さらに生卵と納豆もかける。そして風呂に入ってまた寝る。時々子供が乗っかってくるが寝る。今日のために年表をじっくりと読み直し、必要な部分を書き加える。雨が降ってるからめんどくさいなあと思いながら外に出る。Rに行くと、大阪のライブハウスでコロナウイルスのあれが発生した、みたいな話を教えてもらう。ライブハウスでか、とどんよりした気分になる。Nに行くとテレビに安倍晋三の顔が写っていて、何かをしゃべっている。演説を聞きながらチューハイを2杯飲んで店を出る。重い。空気が重い。この重さを自分の中でなかった事にしたくないというのがあって、1003のイベントでは最初からしばらく本とまったく関係のない、どんよりとした話ばかりした。もうこれで、100人規模やもっと小規模の集会所(グ邸もそうだし、この1003もそうだし、今度イベントをやるシカクだってそう)で何かをやろうとする人間にも「大丈夫かな。やってええんやろか」みたいな「感じ」が広まって、ワイドショーやSNSの雰囲気によって一気に「やめといた方がええんかな」みたいになって、つまり金のない小規模な所がいっきに首をしめられていく。コロナウイルスよりもわたしは現政権がやばいと思っているし、明日以降中小規模の集会所にも広がる「やめた方がええんかな」みたいな雰囲気がやばいと思っている。それでももう、今日から始まる大阪のライブハウス報道によって、あかん扉が開いてしまった気がする。わたしがこの小さな店で何を発信しようとも、もう扉は開いてしまって、これから中小規模の集会所を運営してる人ら、どうなるんやほんま。まったく、こんなどんよりしたニュースが続く渦中にいるのに、そういう話をせずに本の話だけをしててもしゃあない気がしますので、と言いながら、でも、最終的には本の話もしっかり出来たと思う。極端な言い方をすれば、現政権が愚であり害である事に罪はない。現政権を引きずりおろせない土壌が罪なのだ。そして、その土の上に自分も立っている。大きな流れに飲み込まれてどうにも出来ず、こっちに行ったらあかんのになあとわかりながらも身を預ける事しか出来ない無力感をおぼえている。イベントは大部分楽しい感じでしゃべっていたと思うが、終わってからの疲れた感じが大きくて、イベントにいつも来てくれている人を見てもうまい感じで挨拶したり出来なかった。帰り道、気を張っていないとぼんやりしてしまう。頭が少し痛いのは単に飲みすぎたせいだろう。