三宮に出かけて飲み会

 朝、これ読んで、と言って子供が東海林さだおの「キャベツの丸かじり」を持ってきた。表紙にあるサンマの絵にひかれたのだろう。これ絵本ちゃうでと説明しても読んでくれと言うので、まあそれやったらと読み始める。『キャベツについて深く考える人はいるだろうか。八百屋にキャベツが並んでいる。スーパーの野菜コーナーにキャベツが並んでいる。それを見て、「うむ、キャベツが並んでいるな」と思う人はいるだろうか。キャベツが並んでいるのを見て、「これはキャベツという名前の野菜である」と認識する人はいるだろうか。それほど人々のキャベツに対する認識は薄い。』と冒頭から声に出して読んでみて、でも子供にとってそれがおもしろいはずもなく、すぐに飽きて落書きを始めた。その落書きには「あっこちゃん おもしろいから とがとが」と書いてあって、「とがとがってなに?」と聞くと笑っていた。商店街に行き漬物と豚足を買う。テレビで『グーフィーの野球教室』『プルートのわんぱく坊や』『ドナルドと山羊』『骸骨の踊り』見る。『骸骨の踊り』は1920年代の5分くらいで終わるディズニーアニメ。墓から出て来た4人の骸骨が踊って早朝ニワトリが鳴きだしたのであわてて墓に帰る、という話。おもしろい。昨日ホルモンショップでKさんがおいしそうに豚足を食べていて、それを横目で見た時に「明日(=今日のこと)は豚足にするぞ」と誓ったのだ。それで買ったやつをヒガシマルのラーメンスープで煮込む。夜、三宮に出かけて飲み会。これまでずっと他人と集まってしゃべりながら酒を飲む、みたいな行為は無意味だと思っていたけれど、最近まあいろいろと考えることがあって、しゃべりながら食事をしたりしゃべりながら酒を飲んだりする事って無意味じゃないんやな、みたいなあれを思ったりする。人さまの話を聞きながらぼんやり酒を飲んでいるのはおもしろいし、人の話ってなんだか音楽のようだ。良い。