はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

あの頃「手かざし」してた人たち

少なくとも、もう二十年以上はやってもらってないんだけど、僕が中学生高校生の頃って、街のそこかしこに「すいません、あなたの幸せのために1分間お祈りさせてもらえませんか?」て言って、こちらがOKすると「ありがとうございます。すいませんが、眼を閉じてください」そのあとこちらに手をかざして1分間、お祈りしてくれる人たちがいたんだよ。自分は、あの人たちが好きで好きで…。とりあえず、なんかの宗教なんだろうけど、善意は善意ジャン。それで繁華街の雑踏の中、自分たちだけが立ち止まっていて、手かざししてくるのは若い女の人が多かったんだけど、一生懸命祈ってくれるんで、(薄目を開けながら)「有り難えなあ」と思って。若い女であろうが天皇陛下であろうが、手をかざされたくらいで幸せになれりゃあ、苦労はしないわな、さすがに中学生の頭でもその程度の事はわかるから、でもさ、「お姉さん、真剣にやってくれてるなあ」と思って。やっぱ「有り難えなあ…」という気分になってよ。お姉さんたちだって、内心わかってたかもしれん。目の前のこんなガキに手をかざして、何かが変わるわけがない。それで、終わった後、すごいまじめな顔して。「どうでしたか?何か、感じられませんでしたか?」て。俺は、毎回、「うん、何かはっきりとはわからないんですけど、イイ感じがしました」。それからしばらくして、オウムの事件があったり、色々やりづらくなったと思うんだよね。あの人たち。元気にしてっかな。