はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

同じ道キャラ

夏目漱石だけ読んで暮らしたい……というくらいに夏目漱石がおもしろいのだが、そのように思ったのが漱石が死んだ49歳……てのが遅すぎる。30年くらい時間を巻き戻して若い時間を夏目漱石だけを読んで暮らす、そういう人生を空想する。若い時間を、と言えば今日読み終わった角幡唯介『空白の五マイル』である。一番新しい『地図なき山』を読んだ時に十分思ったが、もうホンモノの人の本を読んでしまった以上、どこかに書くプロフィール文に中国やメキシコをうろうろ、みたいな放浪キャラっていうのか、ああいうパチモンみたいなプロフィール文は引退せなあかんと思った。なんせホンモノである。私はなにができるのか。やっぱ集団登校を見送る「同じ道」キャラかな。同じ道、同じ電柱、同じ信号、いなくなってもそこにあるものキャラっていうか。そういうの『幸あれ、知らんけど』の序文に書いたじゃないですか。そういうキャラクターで行ったほうがいいと思う。ほんま。角幡唯介氏を読んでなお放浪キャラみたいなプロフィール文を残すのはあかん。犯罪行為とさえ言える。日にちがあいてしまったが今日は山トレ。『空白の五マイル』一日の摂取が約1000kcalで消費が5000kcal、体から脂肪が消えて行く、脂質が足りない、みたいなことを書いてるのがいい。何日かあくと日記が書きにくくなりますな。こういうことを書いて(思って)いいわけはないのだが、本は出したがなるべく取材は受けたくない、イベントもやりたくない、どこにも出ていきたくない、てのがあり、しかしこの取材だけは義理がある……というような取材がひとつ。夜、犬の散歩で歩いていると遠くから「おーい」と声がかかり声の方を向くと、夜なので何も見えない、店の裏のまっくらな場所から「サイン書いてー」とCさんに言われる。