はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

マネキンと結婚したい


ナイトスクープのこの回って、謎のビニールひも事件に次ぐオカルト放送として、あちらこちらで語られているわけですけど、いつのまにやらyoutubeにアップされてました。またそのうち消えると思いますけど。確かに、岡部まりが依頼文を読んでいる時点で、観客も含めた周囲の空気がスーっとひいていってるのがよくわかり、映像6分か7分を過ぎるあたりで、そのひき具合はピークに達します。でもま、思うんですけど、この放送って10年くらい前のやつなんですけど、今の時代だったら、ここまでひかれる事はなかったんじゃないかなぁ、みたいな気もします。


人形が好きな人っていつの時代にもいてると思うんですけど、10年前と今とでは、たとえば「私は人間よりも人形の方が好きなのです」というような声の、あげやすさ、ていうのはそれとなく変わってきてるような気がします。いや、変わってきてるとかいうと、ものすごく楽観的なあれみたいなんでもあるし、確かに「人形と結婚したい!」とか、今の時代でもなかなか言いにくいとは思うんですけれど、当時とちがって今はネットも普及してるんで、けっこう「あんたの気持ちわかるわ!!!」みたいな仲間もさがしやすいんじゃないか、というか。


何が言いたいかというと、この放送当時だと、テレビから伝わってくる雰囲気というのは、なんというか1対99、すなわち、ひかれる一人の依頼者:ひいているその他大勢、ていう構図なんですけど*1、今だったらもう少し、6対94くらいの割合にはなるんじゃないか、というようなことを考えるわけであります。依頼者に対して「わかるわかる!」と声をあげる人たちっていうのは、今も昔も同じくらいいたとは思うんですけど、当時よりも今の時代の方が、そういった声をいろんなかたちでひろいやすくなってるんじゃないかなあ、みたいな、そんなかんじです。


ちなみに、ここで番組顧問として登場する景山民夫さんですが、彼は翌年、大好きなプラモデルと……という話はまた今度。

*1:と、いいつつ結婚式はものすごくほのぼのシーンですけど