はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

Sさんがやって来て、イカを持ってきてくれた

 昨夜、寝る前に缶チューハイを2本飲み、ここで油断したらあかんやろと思って一応、風邪薬を飲んでおこうと思った。3錠、酔っていたのでポケットに入れてそのまま飲まずに寝てしまったのが、朝、布団の上に手を這わせた時の感触でわかった。1錠、2錠、と手探りで探して、残りひとつがなかなかみつからない。あ、あった、間違って食べられへんでよかった、と思いながらクッションで寝ている犬の腹のあたりをしばらくまさぐっていた。それが犬のちんこだとわかったのは20秒くらいたってからで、だいぶ疲れている、と思った。昨日のイベントが終わったあと、ピアノのあたりでぼんやり座っていたらSさんがやって来て、自分が釣ってきた(やつを味付けして冷凍して解凍した特製のやつ)イカを持ってきてくれた。1月29日にSさんと会った時にイカをくれと約束していたのだ。それを覚えていてくれた。とてもうれしかった。こういうのって、みんながいる所にお皿を持って行って「いっしょに食べましょうー」みたいにせなあかんのはわかる、ほんまにわかるねんけど、でも複数人のいるテーブルに皿を置くと絶対に「イカが放置される」時間があるやん。私はそれが耐えられへんねん。最高のイカをSさんがわざわざ用意してくれて、私に持ってきてくれた。これは他人様のテーブルに持って行ったらあかんやろ?最高の食べ方としては「自分ひとりで抱え込んで食べる」一択やろ?と考えて、自分だけで食べた。いやーおいしい。ごちそうさまでした。と、しばらくたって、なんとなく場も落ち着いた感じになって、私は静かにリュックを背負い、黙ってすーっと帰ろうと思った。すーっと扉を開けて、すーっとあと1.5センチくらいで扉が閉まる、という時になってナディストさんの「平民ー」という声が聞こえる。黙って帰ろうと思ったのがバレた、と思った。もう一度扉を開くと「黙って帰ろうと思ったやろ!」と言われて、ちゃんと挨拶していきなさい、とは言われんかったと思うがそういうようなあれだったので、その場で「おつかれさまでした、ありがとうございました」とみなさんに挨拶。すると、その場にいた人らがみんなこっちを向いて笑顔になって「おつかれさまでしたー」となる。その一瞬の絵がとても印象的で、その場が、とても「良さ」しかないような雰囲気だった。でも自分はこういう「良さ」におったらあかん、というような、よくわからん何かがあって、みんなに手をふられて調子に乗っとったらあかんのや、と思う。神戸で会う人、イベントに呼んでくれる人やスタッフの人らや周囲にいる人らがあまりにもやさしい感じでとまどう事がある。この「良さ」に甘えたり、もたれたりしたらあかんのや、と昨日も思って洋館の門を出て、石段を降りた。