犬がパクっとその粘土を噛みだした

 夜中、缶チューハイも飲み終わって歯も磨いて、コップに水を入れてなんとなくtofubeatsのインタビューを読んで、その後で彼が一人でDJしながら歌ったりしているライブをyoutubeで見た。トークイベントをやらせてもらう事の一番のメリットは、相手の事を知らなあかんと思って相手の作品についてとことん勉強できることだ(て話は前にも書いたっけ)。柴崎友香さんの場合は出してる本の点数が多かったのでやり甲斐があった。ごろごろ神戸の本を作っている時に編集の和久田さんとデザインの小山くんと、終盤の作業でカバー写真を選ぶ時だったっけか、「わたしらもう(アンタの原稿読みすぎて)半分くらい平民金子になってるんで」みたいに言われて、そこはなんかこう、ぐっときたポイントだった。それで柴崎友香さんにしても会う前にずっと本を読んでいたんで、半分とは言わんけど30分の1くらいはおれ柴崎友香になってるんとちゃうか、くらいの感覚はあった。一昨日の話だけど、子供が畳の上で粘土遊びをしていて、犬がパクっとその粘土を噛みだした。すぐに犬を怒って無理やり口をあけると案の定歯の間に粘土が挟まりまくっていて、歯ブラシを使ってそれを取るんだけど、子供は、私が犬を怒った事に対して怒っていた。でもなあ。私は普段よほどの事がない限り犬は怒らない。「よほどの事」てのは命に関わってくることで、粘土なんか食ったらアカンやろ、てのがあるから犬をびびらすように怒る。そういうのが子供にしたらイヤだったポイントなのだろうと思うけど、こればっかりはしゃあないで。朝、ご飯の前にテーブルに落ちている遊んだレゴを片付けろと言うと怒り出す。レゴを片付けずにいて細かいパーツをなくしたり、床に落ちて犬に噛まれて使えなくなったりを繰り返している。何を怒っとんねん。片付けろ言うたら片付けんかいアンダラほんま。あっこちゃんきらい。きらいでええわい片付けんかい、みたいなやり取り。