はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

うなされながらも本大会二日目

NPBスプラトゥーン2日目。咳と寒気と関節痛がひどいが、出場者たちが命を賭けている以上観戦者も風邪くらいで休んでは駄目だ。二十年くらい前、梅田のテアトルだっけ、茶屋町ロフトの前の地下にある映画館、あそこでパゾリーニ映画祭があって、見なあかんと思ったから全部通おうと意気込んだけど、眠たくて眠たくて仕方がないんだ。だから裁縫の針を持っていって、手を刺しながら鑑賞した。結局今になったら映画の内容なんてなーにも覚えていない。けれどあの時、針を手に刺しながら映画見たよなあ、というバカで無意味な経験は、五年に一度くらいどこかで書いているので、じゅうぶん元はとったのではないかと思っている。そんなわけでスプラトゥーンである。広島カープの選手年齢は12歳、14歳、16歳、16歳。優勝した横浜ベイスターズの選手年齢、13歳、13歳、16歳、18歳。ここから読み取れるのは、私らはもう、現役選手としてはまったくお呼びでないという事実である。ゲームって、なんとなく一生感動一生青春みたいな幻想ないですか。何歳になっても強くなれるみたいな。でもスプラトゥーンだけじゃなくって、eスポーツっていうのはそんな甘くないんだなと感じた。ことスプラトゥーン世界に限っていえば、私は今の時代に小学生をやりたかった。生まれるのが三十年ほど早すぎた。私らは、スターソルジャーとかスターフォースの世代だもの。高橋名人が指連射でスイカ割ってたのを追いかけた世代。それはそれでいいんだけれど、スプラトゥーンというテレビゲームの歴史始まって以来の、世界最高第一位ゲームが出てきた時に少年時代を過ごしたかった。あかん、しんどい。喉痛い。本が頭に入らない。料理の味を感じない。寒気、発熱、咳。

 

三十年近く前、京橋の駅からグランシャトーを超えて力雅とか天理ラーメンのあった路地の対面にJOYっていうゲーセンがあって(名前間違えてるかも)、そこでファイナルラップ2の大会があったんだ。自分は当時、ファイナルラップに関しては絶対に負けない自信があって、初めて出場したゲームの大会。いや、結果は3位だったんだけど、あの時の高揚ってすごくおぼえていて。ゲームを通じて年齢も身分もバラバラの、知らない人間と戦うっていう。結果だけがすべてっていう感じの熱さ。なんか、前にも日記でこの事書いたっけ、十代の自分が求めていた熱さの到達形がある気がするんだよ。いまのスプラトゥーン世界には。生まれるのが三十年早すぎたけれど、それで良かったのかもしれないな。今もし十代前半とかだったら、引き返せない所まで行く気がするよ。でも、NPB大会とか甲子園とかに出てる十代の彼ら彼女らは、その世界を見てるわけだよな。スプラトゥーンっておもしろいよなあ。本当におもしろいよなあ。私はスプラトゥーンが好きすぎるので、私とスプラトゥーンの話をする時は決して茶化さないでほしい。「やりたいんですよねえ」「おもしろそうですねえ」「私もけっこう好きなんですよお」たいして好きでもないのに適当に話を合わせないでほしい(今までそれでむかついて9人殺している)。本当に魂から好きな人だけ話しかけてほしい。