はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

「実録ジプシー・ローズ」と「一条さゆり 濡れた欲情」

朝は白菜丼、昼はステーキ丼、夜は牛たたき丼。「実録ジプシー・ローズ」「一条さゆり 濡れた欲情」見る。どちらもストリッパーの名を冠したポルノ作品だが後者の方が圧倒的に良かった。前者は「ジプシー・ローズを造った男 正邦乙彦伝」だよな。タイトルがそれだったら感想は違っていた。アル中から立ち直ろうとするジプシー・ローズに対して「久しぶりだからいいじゃないか」と言ってビールを飲ませるくだりはひどい。見ていてもただジプシー・ローズが小さくて哀しい(正邦乙彦氏に従属する)存在にしか思えず、その事が悲しいのだ。もう少し格好良く描いてほしいのだ(描けたはずだ)。「一条さゆり 濡れた欲情」を見ていると、物語のもう一人の主人公はるみが男と歩くシーンが何度か出てくる。出所してきた男の手を引いて路地裏を歩く場面。「なあ、どんな男やったんや?」自分が刑務所にいる間にはるみがつきあっていた浮気相手の事を尋ねる男を「二度と聞くな」と突っぱねる場面。さらに「私の言う事なんて全部嘘やったんよ」と別の男と川べりを歩く場面。この3場面を並べると、全部はるみが前を歩いているのがわかる。正邦氏に支えられないと折れてしまう弱いローズよりも、どんな手を使ってでも一条さゆりを蹴落としてやるとしぶとく生きるはるみが好きだ。はるみを見てたら元気が出てくるのよ。それが「実録ジプシー・ローズ」との一番の違い。