酒を飲みながら日記を書くというのは贅沢な時間だな、と思う。今日は神戸港でレッドブル主催の鳥人間コンテスト(?)みたいなイベントがあってけっこう前にチラシを見て以来楽しみにしていた。事前に観覧席の有料チケット(と言っても500円もしない)を買っておこうと思ったのだが、犬は連れて来るなと書いてある(屋外でのイベントなんだから犬くらいエエやんけ、と個人的には思う)。だからまあ、海でやってるイベントだしどっかしら(会場外)から見れるだろうと思ってチケットは買わず、犬を連れて出かけた。で結局、会場に着く前に子供が泣き出したりしてハロウィンのコスプレをした人達があふれる元町をうろうろ、混雑する百貨店で授乳、とかそういうイベントがあって、西日の射す会場近くに着いた時には見たかった鳥人間コンテストは終わっていた。ま、こんなもんかとあきらめは早いので、犬の散歩だけして帰る。果たせた事よりも果たせなかった事の方を、より印象深くおぼえていたりする。たとえば2013年にメキシコで、プエルト・エスコンディードという町に行きサーフィンの練習をする計画を立てた。のだが日程の都合がつかず果たせなかった。行った町よりも行けなかった町の事を二年たった今でもたまに思い出したりする。もしあの時、あの場所に行ったら、自分は何を見て何を感じ、何を残しただろうか。一瞬ごとにそのような果たせなかった選択肢は増えていき(例えば三十分ほど前に酒を飲まなかったらこのようにパソコンを開いて日記を書く事はなく、自分は布団の中で本を読んでいただろう。まったく違う人生だ)、生きていくというのはとても忙しい。