恥ずかしい事だろうけど堂々と書くけど、一人暮らしを始める前は、肉の種類がわからなかったんだよ。モモとムネの違い、とかそういうレベルじゃなくって。豚肉と牛肉と鳥肉（さすがに手羽だと鳥ってわかるよ）の違いがわからなかった。もう少し考えてみると、それは違いがわからなかったというよりは、意識する必要性を感じていなかったというか、なんとなく目の前に出してくれた物を「ザ・お肉」みたいな大雑把な分類で自分は食べてたって事なんだと思う。ものすごい適当に。おお今日は肉か、ありがたい、みたいな。ギャートルズに出てくるマンモス肉の固まり。あれはさすがにマンモスだけど。ああいうデカい固まりとして「ザ・肉」という物を全部いっしょくたに意識していた。そういう人、ぼくだけじゃないだろー。恥ずかしくないから手を上げろお。僕だけかな。でもさすがに一人暮らしを始めてスーパーで食材を買うようになると、牛は高いからやめとこ…とかなるじゃないですか。自然と種類や部位を意識するようになって。ムネ肉は心の友、とか。カレーに牛肉入れてくれてた母は頑張ってたんやな…とか。そうなると種類や部位によって味も全然違うなあ（当たり前か）とか思えてくる。そんな話はどうでもいいか。今日はどこ行ったかな。忘れた。
