
お腹の調子があまりよくないので今いちばん体が求めているものを…と思って探したのが中華料理屋だった。塩胡椒の効いたチャーハンが食べたい!(そういえば去年も同じような事を書いていた→ id:heimin:20120522:p1)。場所の見当はまったくなかったのだが、だいたい中心街をウロウロ、周辺路地をウロウロしていると一軒くらいは必ず中華系の店はみつかるもので、案の定ところどころ壊れた赤いネオンに店名を光らせた中華料理屋があった。持ち帰り弁当で、チャーハンと料理二品を選んで53ペソ。チャーハンが並々と弁当箱に注がれる。外国で見る日本料理屋のほとんどがSUSHIに代表される繊細な雰囲気を漂わせているのとは対照的に、中華料理屋はいつだってガサツだ。店員の勢いも料理の盛り付けも。このガサツという言葉はパワフルと同義で、宿の部屋で背中を丸めフォークでチャーハンをちびちびとつまみながら(体の弱い日本人はいつでもトイレにかけこめるように部屋で弱々しく弁当を食べているのだ)、やっぱり中国人の力はすげえなと、日本からも中国からも遠く離れたメキシコに居て、濃く力強い塩胡椒の味に感謝しながら思う。