はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

あいうえお順「元号・西暦対応年表(江戸時代編)」

ありそうで今までたぶんなかったと思うんですが、アイウエオ順で江戸時代の元号と西暦を対応させる年表を作ってみました。日本史に関してきちんとした知識を持った人ならともかく、ぼく自身がそうなんですが、歴史小説を読んでいて

寛永十九年の春、砂けむりをあげて東海道をおし下ってゆく異様な大行列が、沿道の人びとの眼を見はらせた。
(「柳生忍法帖」山田風太郎)


享保十七年の初夏の或る夕がたのことであった。(「忍者月影抄」山田風太郎)

というような文章に出会った時、その寛永十九年というのがいったい西暦でいうと何年なのか、すぐにわからないからです。最近のやつだと親切に元号(西暦)みたいな書き方をしてくれている本もあるのですが、昔の本や、ほとんどの歴史小説はそんな書き方はしていない。寛政五年、延宝二年、文政八年…それだけです。これは昔からの疑問なのですが、歴史小説を読む人が100人いたとして、そのうち「寛永十九年の春」が1642年、今からだいたい370年ほど前の話、だとすぐにわかる人っていったい何人くらいいるんだろう。推測ですが、今の時代だと100人のうち5人もいないような気がする。辞書やネットでわざわざ調べる人も、10人もいないだろう。僕も含めたほとんどの人は、「えっと、だいたい江戸時代だろうな…」みたいな曖昧な感じで処理してるんじゃないかと思います。これはなんとなくもったいない。


そういう諸々を考えて「歴史小説の冒頭に出てくる元号を、すぐに西暦に対応させる年表(江戸時代編)」を作りました。これは年表を新しく「作って」というよりは既存の年表を「編集し、並びかえた」ものです。ちなみにこの表を自分で編集する以前は図書館でかりた年表やインターネット上の『西暦和暦換算表』(http://homepage3.nifty.com/soso/nengo/wareki.htm)をプリントしていつも手元に置いていました(トップページへのリンクが途切れているのでどなたが作成されたものなのかわからないのですが、今回アイウエオ順対応表を作る時も参考にさせて頂きました。ありがとうございます。あとついでに「前後」という項目をつけたしたのはウィキペディアの元号項目を見ていて思いついた事です。これもどなたが作成されたのかわからないのですが、ウィキペディアの項目を作ってくれたかた、ありがとうございます)。


今までの物だと年代順に並んだものの上から「寛永…寛永…」「享保…享保…」と探していたのですが、この「あいうえお順年表」だと元号の読み方だけで一気に西暦と対応させる事ができます。表部分をプリントして壁に貼っておいたり、歴史小説のしおりがわりに本に挟んでおいたりすると、けっこう便利に使えます。そんなに需要があるとも思えないのですが、すくなくともぼくのような、日本史の知識があまりない歴史小説初心者にはすごく便利だと思います。何よりも自分が一番こういうの欲しかったので、昨日からさっそく手元に置いてます。


なお、色々情報をつけたしたり、削ったりするかもしれません。あと書き間違い等あれば指摘頂いたり自分で気付き次第すみやかに訂正します。あいうえお順で将軍名と西暦、元号を対応させるとか室町以前の物も作るとか天皇の項目とか主要事件とか、色々付け足したい項目はあるのですが、今回はあくまでも元号と西暦をすぐに対応させるっていうのが一番の目的なんでこういうシンプルなかたちにしました。将軍名のうしろの(数字)は、何代将軍であるかを示しています。見やすいように年代順の元号と西暦、将軍名もつけたしておきました。これで今日から「寛文四年、1664年ね…」ていうのが簡単に検索できるようになります。どうぞお使いください(えっと…これを便利だと思ってくれる人、全国に10人くらいはいると思う…)。さあ歴史小説読むぞ!時代劇みるぞ!

アイウエオ順「元号・西暦対応表(江戸時代編)」

元号(読み) 西暦 前後 将軍 年代順 西暦 将軍
安永(あんえい) 1772−1780 明和←●→天明 家治(10) 慶長 1596−1614 家康
安政(あんせい) 1854−1859 嘉永←●→万延 家定(13)・家茂(14) 元和 1615−1623 秀忠
延享(えんきょう) 1744−1747 寛保←●→寛延 吉宗(8)・家重(9) 寛永 1624−1643 家光
延宝(えんぽう) 1673−1680 寛文←●→天和 家綱(4)・綱吉(5) 正保 1644−1647 家光
嘉永(かえい) 1848−1853 弘化←●→安政 家慶(12)・家定(13) 慶安 1648−1651 家光・家綱
寛永(かんえい) 1624−1643 元和←●→正保 家光(3) 承応 1652−1654 家綱
寛延(かんえん) 1748−1750 延享←●→宝暦 家重(9) 明暦 1655−1657 家綱
寛政(かんせい) 1789−1800 天明←●→享和 家斉(11) 万治 1658−1660 家綱
寛文(かんぶん) 1661−1672 万治←●→延宝 家綱(4) 寛文 1661−1672 家綱
寛保(かんぽう・かんぽ) 1741−1743 元文←●→延享 吉宗(8) 延宝 1673−1680 家綱・綱吉
享保(きょうほう・きょうほ) 1716−1735 正徳←●→元文 吉宗(8) 天和 1681−1683 綱吉
享和(きょうわ) 1801−1803 寛政←●→文化 家斉(11) 貞享 1684−1687 綱吉
慶安(けいあん) 1648−1651 正保←●→承応 家光(3)・家綱(4) 元禄 1688−1703 綱吉
慶応(けいおう) 1865−1867 元治←●→明治 家茂(14)・慶喜(15) 宝永 1704−1710 綱吉・家宣
慶長(けいちょう) 1596−1614 文禄←●→元和 家康(1)・秀忠(2) 正徳 1711−1715 家宣・家継
元治(げんじ) 1864 文久←●→慶応 家茂(14) 享保 1716−1735 家継・吉宗
元和(げんな) 1615−1623 慶長←●→寛永 秀忠(2)・家光(3) 元文 1736−1740 吉宗
元文(げんぶん) 1736−1740 享保←●→寛保 吉宗(8) 寛保 1741−1743 吉宗
元禄(げんろく) 1688−1703 貞享←●→宝永 綱吉(5) 延享 1744−1747 吉宗・家重
弘化(こうか) 1844−1847 天保←●→嘉永 家慶(12) 寛延 1748−1750 家重
承応(じょうおう) 1652−1654 慶安←●→明暦 家綱(4) 宝暦 1751−1763 家重・家治
貞享(じょうきょう) 1684−1687 天和←●→元禄 綱吉(5) 明和 1764−1771 家治
正徳(しょうとく) 1711−1715 宝永←●→享保 家宣(6)・家継(7) 安永 1772−1780 家治
正保(しょうほ) 1644−1647 寛永←●→慶安 家光(3) 天明 1781−1788 家治・家斉
天保(てんぽう) 1830−1843 文政←●→弘化 家斉(11)・家慶(12) 寛政 1789−1800 家斉
天明(てんめい) 1781−1788 安永←●→寛政 家治(10)・家斉(11) 享和 1801−1803 家斉
天和(てんわ・てんな) 1681−1683 延宝←●→貞享 綱吉(5) 文化 1804−1817 家斉
文化(ぶんか) 1804−1817 享和←●→文政 家斉(11) 文政 1818−1829 家斉
文久(ぶんきゅう) 1861−1863 万延←●→元治 家茂(14) 天保 1830−1843 家斉・家慶
文政(ぶんせい) 1818−1829 文化←●→天保 家斉(11) 弘化 1844−1847 家慶
宝永(ほうえい) 1704−1710 元禄←●→正徳 綱吉(5)・家宣(6) 嘉永 1848−1853 家慶・家定
宝暦(ほうれき) 1751−1763 寛延←●→明和 家重(9)・家治(10) 安政 1854−1859 家定・家茂
万延(まんえん) 1860 安政←●→文久 家茂(14) 万延 1860 家茂
万治(まんじ) 1658−1660 明暦←●→寛文 家綱(4) 文久 1861−1863 家茂
明暦(めいれき) 1655−1657 承応←●→万治 家綱(4) 元治 1864 家茂
明和(めいわ) 1764−1771 宝暦←●→安永 家治(10) 慶応 1865−1867 家茂・慶喜

距離

メートル
1里 4km
1町 110m
1丈 3m
1間 1.8m
1尺 30cm
1寸 3cm
1分 3mm
1厘 0.3mm
1毛 0.03mm

重さ

グラム
1貫 3.75kg
1斤 600g
1両 37.5g
1匁 3.75g
1分 0.375g
1厘 37.5mg
1毛 3.75mg

干支

うし
とら
たつ
うま
ひつじ
さる
とり
いぬ
いのしし