はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

酒と煙草

まだ油断できない、油断はできないのだが、7月1日から酒と煙草を断っていて、ぼちぼち二週間である。ぼくの場合世界で一番好きなものが酒で二番目に好きなものが煙草であるから、この状況にはいまだ慣れない。とはいえ月が変わってから今日までの間、なんとなく意地にもなってきて、酒と煙草に関連しそうな生活習慣を周到に避けてきた。たとえばパソコン。パソコンで何かを見たりキーボードをカタカタやったりしているとどうしても煙草が吸いたくなり、酒が飲みたくなる。だからパソコンは見ない。電源を入れない。たとえばコーヒー。コーヒーといえばまさに煙草である。この二つはセットであり阿吽であり茉奈佳奈である。だからコーヒーも飲まない。こんな感じで、酒や煙草を連想しそうな動作を避けてきた。他にはゲーム、携帯電話での通話など。


うろおぼえ、かつ自分なりに適当に書いてるだけなので間違ってたらごめんなさいというか、興味のある人は各自で調べて頂きたいのだが、むかしダルクの人から話を聞いていた時に「なるほど、うまいなあ!」と感心したのは、薬物やアルコールからの依存脱却を目指すにあたっては、目標を決して高くには置かない、という言葉だ。まあ結局レトリックの問題なのだけれど、たとえば「覚醒剤をこの先一生打ちません」「酒はもう一生飲みません」というような高らかな宣言や決意を行ってしまうと、決意それ自体がプレッシャーとなりストレスとなりで、結局スリップしてしまう。だから、一生涯の宣言をするのではなく、今日一日を目標に生活する。私の目標は、今日、覚醒剤を打たないことだ。それを毎日繰り返す。


ぼくが実際に見てきた人のなかでも、高らかに禁欲的な宣言をし自身を過剰に追い込もうとするタイプの人というのは、多くの場合その宣言、ならびに自身の掲げる理想像(依存から脱却した理想的な姿を自身の未来像として強く、あまりにも強くイメージしてしまう)に押しつぶされて、結果再び薬物に手を出してしまったりする。そんな場合が多かった。自分に過剰なプレッシャーをかけ、自分を追い込んで、その上で目の前の壁を乗り越え何らかの高みに到達したり出来るようなストイックな人物というのは、そもそも薬物依存やアルコール依存にはならない。そういった禁欲的な試みを成功させることが出来る人をAタイプ、出来ない人をBタイプとするならば、Bタイプの人(ぼく自身を含む)が方法論や心意気だけAタイプの人のものを真似たって無駄なのだ(無駄ではない場合ももちろんあるが)。


と、話が脱線しすぎたので途中な気がするけど無理矢理戻す。ぼくの場合、あまりせっぱつまった感じではなかったのだけれど、一度酒や煙草とのつきあいかたというのを考えなおしてみたかったのだ。さすがにいっさいの休肝日もなく毎日さまざまな酒を五合〜一升飲み煙草を三十本から吸っていればそのうち体が駄目になる。あと「私のヱヴァンゲリヲン」でも書いたように、この前コンロの火をつけたままで泥酔し寝てしまった…というのもひとつの小さなきっかけではある。


そんな感じで、六月末に「七月になったら二週間(はっきり期限を決めていた)、酒と煙草をやめるぞ!」と考えて、もう間もなく二週間である。とりあえずどちらも一生涯やめるつもりは特にないんだけれど、目標の日にちを前にして、その先どうしようかなぁ…というか、酒と煙草を同時に断つなんていうのは人生で初めての試みだったので現在は正直なところとまどっている。ちなみに、過去に幾度も禁煙をした経験からいうと、煙草をやめるというのは、スタートダッシュが一番難しい。やめると決めた最初の一日と、次の日くらいが一番難しい…ような気がする。そのあとは何か月かごとに波がやってくる。とか書いているうちに、だんだん煙草が吸いたくなってきた。のでパソコンの電源を切る。また明日。