グッモーニンエブリワン！おはようございます。みなさん、この写真、なんだかわかりますか？これはマントにくるまれたジェームスブラウンの遺体です。魚屋で148円も出して買ったっす。
ああ…マントをめくるとジェームスブラウンが身欠きニシンに似てきたぞ！どうしよう！
作品の見どころ
平民金子監督待望の新作「ニシン新世紀」は、なんと豪華三本立てだ。「序」では甦ったジェームスブラウンの遺体を成仏させるために網を使うかフライパンを使うかで悩む主人公の葛藤や平和な学園生活、ヒロインとの出会いなどが描かれる。「破」では学園祭に登場したジェームスブラウンによって校内は大混乱。騒ぎに乗じて主人公はヒロインに告白しようとするが、その頃すでに彼女はジェームスブラウンによってさらわれていた。主人公はこれまでの弱い自分の心を捨て新しい自分に生まれ変わるためにフライパンではなく焼き網を持つ事を選択する。「急」は戦いが終わり廃墟となった首都東京が舞台。主人公とジェームスブラウンが対峙する場面から映画は始まり、主人公たちの出生の秘密が明かされる。仮面をとったジェームスブラウンは主人公の……。そしてヒロインは……。
今回の作品に対して大相撲第68代横綱朝青龍関より推薦のコメントを頂きました。
朝青龍『平民さんの映画、やっぱりおもしろいよね。俺いま場所中なんだけどさ、全部見ちゃった。相撲でも四つに組んだ時ってのはけっこう心理戦になるんだよ。その時相手をどうやって「のむ」か。そのヒントがこの映画にかくされてる気がするね。だからさ、対戦相手にはこの映画、絶対見られたくないよな（笑）。俺もね、将来はモンゴルと日本の架け橋になるような映画を作るのが夢なんだよ。だからその時は平民さんの作品を参考にさせてもらうよ。さ、今日も勝たないとな。』
どうぞ、御覧下さい。
平民金子第11回監督作品「ニシン新世紀（序・破・急）」
