彼はいつも誰かと
そしてなにかを待っていた様子で
ガラス戸がふるえるだけでも
「ハイ」って答えてました
そのハギレのいい言葉は
あの部屋の中にいつまでも残っていたし
暗やみで何かを待ちつづけていた姿に
彼の唄を見たんです
加川良が高田渡と過ごした日々について書いた「下宿屋」ていう曲の歌詞がぼくはすごい好きで、この前それについてなんやかやと調べていたら、何がきっかけだったのか思い出せないのですがナンかの偶然で(かんじんの加川良とは全く関係ないんだケド…)、京都で活動している安藤明子というシンガーの名前を見つけました。で、ぼくは普段から人の悪口ばっかり言って毎日を健康に過ごしてるのですが、今日からは心を入れかえて、自分がいいなーと思った人を勝手に応援していくことにします。えっと、ぼくはものすごく飽き性なので第二回、第三回とは続かないと思うのですが、勝手に応援企画、第一回は安藤明子さん。(あ、やっぱり第二回は平民金子さんにして自分で自分を応援しよう…)
すてきなキス
ワイ、この人の声がすげー好きなんや…(結局個人的な趣味ですンません)というか、比べていいのかどうかわかりませんケド、松倉如子さんの歌を初めて聴いたときに似た感覚。松倉如子にしてもそうなんだけど、こういうの聴いてると歌い手にとって声っていうのはものすごい武器だよなあ、という退屈かつ当たり前の事実にあらためて気付かされます。なんというか、歌自体地味といえば地味だし、興味ない人はぜんぜん興味ないかと思うのですが、ワイはこういう人好きなんや…!ちなみに歌詞の『きみはステキのキ/ぼくはステキのス/時計の針よ止まれなんて/きみは思わないかい?』ていうフレーズは、友部正人の「顔」ていう曲に出てくる『一ページの中の最初の文字と/最後の文字のように/ぼくらははなればなれのまま 夜をすごした/ぼくらがすぐそばになるには/物語を全く変えなくちゃね』ていうフレーズと呼応するわけです(と、ものすごく強引に言ってみたヨ)。
ハローキティー
あいのうた
いしころ
当たり前なんだけど好き嫌いは一人一人ちがうものなんで、全然よくねーよ、みたいに思う人も当然いるかと思うんですが、ぼくは彼女がえがくような歌の世界にホントよわいんだよな…。でもたとえばここのページを100人のかたがご覧になったとして、そのうち数人くらいは「イイネ!」て言ってくれるんじゃないだろうか…、なんて思ったりする今日この頃、他人を応援してる余裕なんて全くないハズのぼくが、たまたま見かけた安藤明子さんの歌を応援してみました、という日記です。あ、勝手に応援企画の第二回は平民金子さんに先ほど決定致しましたので、次回はぼくがいかに素晴らしい21世紀を代表するスーパー写真家かっていうことを、元気良く書いていきたいと思います!起立!礼!着席!お前らみんな、アカの他人や!帰れ!
http://and-wakame.seesaa.net/(ふえる・アンドウ アキコ)