古本屋でひさうちみちお『妄想辞典』が200円だったので買おう!と思ってレジまで持って行きかけたのだケドやっぱもったいないからやめて【い】の部分だけ立ち読みしていた(この本は【い】【ろ】【は】【に】【ほ】【へ】【と】と章立てしてあるのです)。で、【い】といえばもちろん陰毛で、ひさうち画伯はそこでは、自身の陰毛をきれいに剃って、そのチンコを見ながら興奮し勃起、ようするに本であれビデオであれ、何らかの対象を視覚的聴覚的に介する事なくたった一人で性的欲求を始まりから終わりまで満たすエコスタイル、剃毛オナニーの魅力について語っているんだケド、そーいえばぼくもずっと、何かよくわからない衝動から自分のチン毛を剃り続けていた時期があったなあ!とか思い出した。
(これは前にも書いたコトある気がするケド…)ぼくは自分のチンコを虫メガネで観察するというのがものすごい好きな小学生だったので、わりとハッキシと自分のキンタマから陰毛が生えてきたときのことをおぼえている。たしか小学校4年生〜5年生くらいだったと思う。ある日のぞいたキンタマから陰毛、というか陰毛予備軍、ウブ毛みたいなのが、チョロチョロっと伸びていたのだ。「ああ、(何かよくわからんものが)始まったな…ゴゴゴゴゴゴゴゴ…」とか当時は思っていたのだケド、今から考えればそれは「始まった」というよりは、正確に言うなら終わりの始まりだったのだ子供時代の。
で、まあ初めての剃毛体験は中学二年生くらいだったと思う。修学旅行(?)みたいなのが予定されていて、ぼくはもうその頃にはチン毛ボーボーになっていたので、ちょっと心配した。どうせ宿泊施設等に行ったら大浴場があるんだろうケド、そン時「もし、チン毛ボーボーなのが自分だけで、他の人たちのチンコはものすごくピカピカのテカテカだったらどうしよう…」と不安になったのだ。だから旅行にいく前に父のカミソリでチン毛をぜんぶ剃ってみた。するとけっこう気持ちよかったのである(結局旅行には行かなかったケドさ…)。
チンコやマンコの毛を自分でぜんぶ剃ったことのある人ならわかると思うんだケド、思春期の剃毛癖というのはハマるとなかなか抜け出せない。あの剃毛というやつの快感は、ツルツルになった瞬間よりも、そこから若干毛がチクチクと伸びてきた時期にあると思う。完全に剃ったあと何日かたって、0.何ミリとかそれくらいに新しく伸びた毛を、手の甲でジョリジョリとさわっているのが好きだった。あんまりさわりすぎるとただでさえカミソリに負けて敏感になっている肌が赤くなってきて、しまいにはかゆくなったりイタくなったりもするんだケド、そういう感触というのがたまらない(たまらない!)。
で、まあ何が言いたいかってゆうと、最近はもう剃毛癖というのはすっかりなくなってしまって、というか正確に言うならば、剃毛によって覚える快感というものにすっかり鈍磨した結果剃毛にも特に魅力を感じなくなり毛を剃る事もなくなった僕ではありますが、思春期から現在に至るまで綿々と続く自分のクセとして「チン毛の引っこ抜き」というのがある。これはわりかしシンプルな作業で、単に自分のチン毛を左手でワシ掴みにし、グイッと引っぱることによって、手にからみつく抜けた陰毛を観察し愛でて楽しむ、というやつである。調子の良いときには20本くらい抜けたりもするし、その一本一本をライターで燃やしてはアロマテラピーぽい感じにしたりもする。
ちなみに、チン毛には若干量のテトラヒドロカンナビノールという成分が含まれており、これは燃やしてその煙を吸引することによって、人間の脳にリラクゼーション効果をもたらすことで知られる。このテトラヒドロカンナビノールの含有量は、オスとメスとではずいぶん違っていて、メスの毛(マン毛)にはさらに多量のテ(略)が含まれる。戦中の有名なエピソードとして、出征する若者が意中の女性の陰毛を一本いただく、というのがあるが、あれはよく言われるような、アテにならないお守り効果を期待したものではなく、科学的根拠に基づいた行為である。「疲弊極マレリ。貞子ノ極毛燃ヤシ吸引。我シバシ陶酔ス」これは祖父が綴った1943年6月27日付の日記である。
さて話戻って「チン毛の引っこ抜き」である。でもま、この作業、普段は強くひっぱっても5、6本くらいだ。昔は亀の甲羅を叩いてそれによって出来るひび割れで豊作を祈願するとかいう占いもあったくらいなのだから、そういうの、チン毛引っこ抜き占い(抜毛占い)とかいうのも、あってもいいのに、と思う。今日は13本抜けましたね。平民さん、今年はたくさんの人とセックスできますよ、とか。日記を更新したあとに、自分の陰毛を引っこ抜いて「あ!7本抜けました!今日の日記は500人くらいからブックマークされてニュースサイトにも紹介され一日100000人くらいからアクセスがあり新聞社からも取材が来200万ゲット200万だぜマジで!ポニョは俺の子!プシャー!!」とかそういうのも、あってもいいのに、と思うのだ。
三本抜けました。誰か三万かしてください。
告知:チン毛引っこ抜き祭りを開催します
参加方法は簡単です。上記「チン毛の引っこ抜き」作法にしたがって(写真を参照してください)、みなさんは引っこ抜いた自分のチン毛をブログにアップし、こちらにトラックバックしてください。それを見たぼくが飛鳥時代から脈々と伝わる役小角直伝スピリチュアル金剛抜毛占いによって、皆さんの今後の人生を100字以内で的確に占ってみせます。人生にお悩みの皆さん、どんどんチン毛を抜いて、御参加ください。
