
おはようございます。平民金子と申します。今日はせっかくの日曜日なのに雨が降っているので「やることないなー」「だったらパソコンでも見てるかー」みたいな人が多いかと思います。ですのでぼくといっしょに揚げ物にチャレンジしてみましょう。あ、日記のタイトルは、一人暮らしでおいしい豚カツを作る革命的料理法を知っている人がいたらすぐさまぼくに連絡してください、という意味ですので、別にこの日記に「一人暮らしでおいしい豚カツを作る革命的料理法」が書かれているわけではありません。ご注意くださいー。

安い豚肉をてきとうに買ってきましょう。これはグラム97円のやつで、二枚で220円くらいでした。

肉をバンバン叩いて塩胡椒しててきとうな大きさに切りましょう(まな板がものすごく汚れているように見えるのは塩胡椒のせいですよ…)。

煙草一本ぶんくらいそれをまな板の上にほっといて、今度は麺つゆにつけこみましょう。ビニール袋に麺つゆと肉を入れて手で揉んでもいいかと思いますけどめんどくさいのでぼくはやりません。コーヒー一杯ぶん、煙草二本ぶんくらいほっときましょう。

肉をでっかいお椀に入れ、小麦粉をてきとうにまぶして、それを溶いたタマゴにつけて、パン粉をつけましょう。こういうこと言っちゃうとあれなんですケド、別にこんなもん誰に食わせるわけでもないので(まずくても自分ひとり悲しめばいいだけの話です)、ここまでの作業はてきとうでいいです。下味なんかついてなくても後からソースをかければそれでいいんです。いい加減なやり方をするといい加減な料理が出来上がりますが、作ってる人間もいい加減なんだから、まあ、ちょうどいい組み合わせであります。

さて、ここからが大事なのですが、なぜ揚げ物料理が敬遠されるかといえば、油がはねて台所が汚れるんで、それを掃除するのが非常にうっとおしいからです。「揚げ物」=「めんどくさい」というイメージは、その料理手順ではなく、料理したあとの台所掃除からきております。ですので、何が言いたいのかといえば、ようするに作る時にいっさい油をハネさせないように、低温で調理すればいいわけです。

食材によって油の適温っていうのがあるんですケド、うちのようにちゃんとした台所とかがなくって食う人間も自分ひとり、というような場合は、もうとにかく、すべて低温で揚げてください。はじめに油をぬくめる時も弱火で、フライパンに手をかざして「あ、こんなモンかな…」と思ったらコロモを小さくちぎって入れ、シュワワワワ…、とゆっくり浮き上がってきたら、フライパンのはしっこからゆっくり材料を入れていきましょう。業務用の設備とかがあったらぼくももうちと豪快にいくんですケド、一人暮らしのウサギ小屋ですのであとの掃除がとにかくめんどくさい。だからこの、なるべく低温でゆっくり揚げる、という方法で、いっさいの油ハネをなくします。

と、いうわけで完成です。ちゃんと肉に火が通ってるかどうかは、はじめの一個をとりだして包丁で切るなりして確かめてください。んで、あとはまあ時間とか色とか揚がる音とかで各自判断してください。天気も悪いし、昼間っからトンカツ食いながら酒でも飲んで、今日はダラダラと一日すごしましょうねー。ハイハイ。
追記
あ、揚げ物料理になれてない人は、火事にぜったい気をつけてくださいね…。ぼくは油をあまり使いたくないのでフライパンをかたむけて揚げてますケド、これやるとフライパンひっくり返って落っこちたりしたらシャレにならないので、ぜったいに目を離さないでください。あと、ぼくは料理全般自己流といいますか、てきとうに作っておりますので、ちゃんとした味つけというかレシピを知りたい方は、どっかてきとうに検索して見つけてください。と、いうわけで「一人暮らしでおいしい豚カツを作る革命的料理法」を知ってる人がいたらぼくにメールしてください、ていう日記でした。日曜日ですね。そうですね。
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