はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

ティーンエイジャー

何を検索してたんだったか忘れてしまったのだけど、フトしたきっかけでチャボが歌うティーンエイジャーをものすごく久しぶりに聴いていたら、その歌声よりも、チャボの飄々とした口笛にけっこうぐっときてしまい、そいえば十代の頃、同い年のAちゃんと初めてセックスをして、ぼくは彼女のことがめちゃくちゃ好きだったから毎日のように手紙を書いたり詩を書いたり、彼女の好きな花を部屋に飾ったりとか、まず今では絶対にやらないような、そんな恥ずかしい事ばかりやっていたんだけど、西岡恭蔵の『プカプカ』ていう歌に「アンタがアタイの寝た男たちと/夜が明けるまでお酒飲めるまで/アタイ男をやめないわ」ていうフレーズがあって、ぼくはAちゃんの事を思い出すたびに、このフレーズが頭にうかんでしまうのは、なんのかんので始めのうちはホレタハレタだけで幸せだった日々がいつのまにか、お互いがお互いの心を傷付けあったり試しあったりするような形でしかいっしょに過ごすことができなくなってしまった、っていう、そんな不器用で痛々しい十代の時間を、ぼくらは向かい合って、お互いの体を切りつけあいながら、ずっといっしょに過ごしてきたからで、なつかしい痛みだわ、ではないけれど、そんなささやかな痛覚さえも今はとてもいとおしく思える程に、あれから長い年月がたったわけだけれど、さすがにティーンエイジャーだった頃のように、ボーイフレンドに戻らせて、今夜、なんてもう思わないけれど、「抱きしめたい気持ちだけでよかった」ていうフレーズを聴くと、なんだかとてもせつなくなるというか、ぼくは彼女をよく抱きしめた気がするし、彼女からもよく、抱きしめられた気がして、結局なんやかんやいって、抱きしめたい気持ち、それだけでよかったんだよな、とかなんとか、まあ2月29日ニンニクの日ということで、少々くっさい事を考えたりもしましたが、オッサンは今日も元気です。ニンニク!