今さら考えるのもあほらしい事を考えている脳味噌をバイクが横切った
死にたいと思うほどに死は遠ざかり夕暮れ、うさぎが跳ねる道すがら
おれはアクセルを踏み信号をジャンプする、金曜日に
歩道橋の上から飛び降りなお、生きたいと願うのだ
膝を抱える諦念にダメ出しをされる
あなたのことが好きだと言っても誰からも信用されない
なぜならおれの両手には小指だけでなく人差し指までがないのに
どうやら指が四本もあり、四本もあり、
俺はセックスばかりするいつかお前と
観覧車を揺らしセックスをするいつかお前と
釣り堀に行き俺は二度死に
三度目の死でなお生きたいと願うのだが
水槽にはお前のセックスが泳ぐばかり
どうやらすべての記憶は回収され俺は
死と同時に何度も生きたいと願うのだが
お前は水槽の中から俺に手を振るばかり
