はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

前回私は、たとえば同じ立ち飲み屋でも、灰皿が用意されている店と、そうでない店があると書いた。そうでない店では、私たちは吸殻を地面にそのまま落とし、草履で二度三度ふみつけて、火を揉み消す。私たちに必要なのはそういった作法である。なぜ私たちがくしゃみするたびに町中の信号がかわってしまうのか。そして今夜も私をとりまく風景は私が期待するほどの変化を見せない。明日の朝私が目覚め、物憂げに体をおこした時、あたたかさの残るあなたの枕には、うっすらと太陽の光があたっているはずだ。それが私たちのやさしさなのだと思う。