はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

「セキ☆ララ」

私小説ト云フハ自己ノ生活心情嘘偽ナク赤裸々ニ告白スル事ニ拠りテ・・・・・・、云々かんぬん、とか言ったのは誰だっけ?田山花袋だっけ、或いはそんな事ダレも言ってないのかなあ。田山花袋といえば、あれだけ大言壮語しておきながら、テメエの赤裸々ってのは、女にフラレテ一人残った部屋で、別れた女が寝ていた蒲団のニオイをクンクン嗅いで泣くことカヨ、屁、バカらしいゼ、なんて、渡部直己って人が笑っていたナ。とかなんとか、そんな事はどうでもよろしい。おれだって、なるべく赤裸々に我が四畳半生活を、全国に散らばるところのルンペンプロレタリアートたちに伝えるべく、日々このダイアリを、書いておるんだぜ。なんてな。うそに決まってる。おれ本当は、豪邸に住んでいて、毎日セックス三昧、祖父の遺産で食ってマス。イエス、オウ、ネバーランド!て、まあそんな事はどおでもいいや。酔っ払ってるだけですから。うふふ。

で、肝心の話なんだけど、赤裸々ついでに言うならば、松江哲明(id:matsue)監督作品「セキ☆ララ」がいよいよ、ついに、ようやく公開されるようですので、おれには何の関係もないんですけど、その宣伝。
http://seki-lala.com/(公式サイト)

数年前まで僕は「もう在日ネタはやらない」と言っていた。過去の歴史を追うのは性に合わないと思っているし、いわゆる「悲しい過去」を一方的に聞かされるのはしんどい。それでも誰かに「数十年後には在日コリアンはいなくなる」と言われた時、一瞬だけ「いなくなる」って言葉に反感を覚え、その直後に「それなら撮らないとな」と思った。それも出来るだけ同世代を。一世のおじいさん、おばあさんではなく、三世とか四世といった若い世代を。

(中略)

「今の“在日”が撮りたい。それも性を活かせるAVで」そんな考えから始まった『セキ★ララ』。僕は今でもカメラの前で食べ、走り、セックスした彼、彼女等との時間を思い出す。その時に共有した思い、を忘れないように。

(『セキララ』に込められた思い/松江哲明)
http://www.imagerings.jp/(予告編はコチラから イメージリングス)

着信アリ!!!こんなもの、見たら死んでしまう不幸の映画だから、皆さん、見ない方がいいですよ!おれはといえば、家賃も払えず面接も落ちたので、もういつ死んでもいいや、てカンジなんで、ぜったいに見にいきますよ。おい大家、おまえも「セキ★ララ」みて死んでくれよ。もう電話かけてくるな!ビバ!セキララ!

失礼しました。