
ひまつぶしに俺の書斎(ジュンク堂)へ行き森山大道コンプリート①をみていた。
『にっぽん劇場写真帖』にも出てくるコビト俳優であるところの「ACTOR・シミズイサム」シリーズ、とりわけ彼のポートレイトに俺は強く惹かれる。写真ついでに1990年プランタン銀座にて開催されたブラッサイ展の冊子から「わたしの写真哲学」と題された文章を部分複写する。森山大道とは何の関係もない。
・わたしの写真哲学/ブラッサイ
ある日ジャン・ジオーノが私に言いました。「極限まで押し進められた現実性は非現実性に到達する。現実にじかに向かいあうということは、現実が持つ魔力を受け入れる事だ・・・・・・」。私も同様に、もっとも日常的な現実を真摯にまた謙虚に追求すれば、知らず知らずのうちに幻想に至るのだと思います。しかもこの転移は人が気づかないうちに行なわれるのです。ですから、私はそれ自体において異国的な或いはセンセーショナルな題材を求めたことは一度もありません。ほとんどの場合、ふだんの生活、自分の身のまわりの生活に題材を求めました。だからこそ、ヘンリーミラーは1934年に私について書いた長いエッセーを「パリの眼」というタイトルにしたのです。
もっとも日常的な現実から出発して超現実にいたる。これが写真における私の目標、唯一の関心、そして実験なのです。
電車にのって銭湯に行く。マッサージ椅子にすわり俺はいつものように「揉み叩き背すじのばし」を選択した。帰りにとんこつラーメンを食べる。煮玉子をトッピングした俺はいつもより贅沢な気分になったので、コンビニでチョコモナカを買うことにした。このまま旅に出てもよい。出ないが。
●インコ道理教の第2回が掲載されてるのでヒマな方はどうぞ。
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/kyojin.htm(巨人館)