はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

・木村伊兵衛の昭和四拾五年焼跡写真をみるの回


◎八日

十四時頃東京出十六時過千葉県一ノ宮着波乗ス。
夜は波乗師匠と二人浜辺で肉を焼き飲酒車中泊。
翌朝四時半起床再波乗ス、夕方終了、夜東京着。


◎十日
・図書館でかりる。
17歳/橋口譲二
17歳の軌跡/橋口譲二
国際シンポジウム「小津安二郎」/蓮實重彦・山根貞男・吉田喜重 編


・八百屋で買う。
シシトウ/4袋100円
ナス/1袋50円
新玉葱/1袋130円
モヤシ/1袋27円


夏は部屋が暑くてバテテしまってとても自炊どころではない、なんてゆうのは所詮芸の無い言い訳にすぎぬ。俺はいまこそ自炊せねばならない。フライパンに光あれ。


◎十一日(水)洗濯ス
橋口譲二「17歳の軌跡」がおもしろい。外出せず読書。
今日明日、新文芸坐にて「東京裁判」を上映しているのだが、こんなものビデオではとてもみる気がしないので、明日の晩、気が向けば俺はみに行くだろう。


◎十二日(木)
結局気が向かず「東京裁判」はみにいかなかった。
今日は日本酒がのみたい気分だ。だから少し贅沢し西友でマグロの刺身と冷酒を買う。
ジュンク堂でエリック・ホッファー晩年の日記を立ち読みしていた。
過ぎ去った時間に対しどう折り合いをつけるか、どう受け入れるのか。
中島らもがどこかで書いていた。すべては必然に過ぎない。必然に過ぎないのだと。
俺もそう思う。
それが真実であるというのではなく、解釈、というか、処世のありかた、というか、ひとつの覚悟として。
閉店間際のジュンク堂、ついでに中上紀のエッセイ、野中広務の伝記もパラパラと。


◎十三日(金)
畳の上にラーメンをこぼす。この前コーヒーをこぼした以上に俺は激しく落ち込んだ。
ジュンク堂に行きコヨーテ(http://www.coyoteclub.net/)を立ち読みス。
もっと写真が多いのかと思いきや、活字だらけであって、読み応えはありそうなのであるが、買ったところで結局は部屋の飾りだナ、という予感もあり、買わズ。