「麦秋」はやっぱりものすごい感動してしまうんですよ。文芸坐って画面でかいじゃないですか。だから最後の方の原節子さんと三宅邦子さんが二人で行く海のシーンとか圧巻なんですよ。冒頭の海岸で犬がころころ歩いてるシーンも切ないですしね。小津さんはこの作品では輪廻を描きたかったみたいな事ゆってましたけど、まあ僕のような若造が輪廻なんてゆってみてもうさんくさい話で、でも、ばあさんの見つめる先に鯉のぼり、じいさんの見つめる先に鰯雲、そんで鎌倉の海、こおゆうつながりでやられた日にゃあ、やっぱ魂をゆさぶられてしまいます。
「お茶漬の味」はカメラがすごい動きますよね。これってなんでなんですか?詳しい人いたら教えて下さいませ。男と女が二人車の中、ってゆう始まりからしてこの映画はルビッチじゃないですか。って、強引か。でも夫と妻の仲たがい、あまりにも都合の良いアクシデント、そんで最後に見てるこちらが照れくさくなるような仲直り、小津安二郎風ルビッチ解釈、とゆうかルビッチ映画の乾いた感じを日本風に湿らしたような。すごいおもしろかったですよ。