「金子さん、悲しいお知らせですが、M君が先日亡くなりました」
との唐突な留守電が、北海道は知床のU氏から入っていたので、しばらくの間
(M君って誰だっけ・・・・・)といろいろ思い出していたのだけれど、まぁいいや、記憶にない人の事だから、と、考えるのをやめたその矢先、M君の事をおもいだしました。
U氏もM君も、阪神大震災直後の神戸市長田区で出会った人達で、M君はその時まだ十六歳くらいの生意気なガキであったのだ。ま、僕も当時はまだ十代だったけど。
その頃出会った人達で、T氏はその2年後にバイク事故で死亡、U氏は知床で喫茶店を開業、僕はしがない肉体労働者、そしてM君は二十代半ばで死亡、と、いろいろ。