人の世の路半ば、気がつけば俺は深い森に迷い込んでいた・・・と、言ったのは鬼薔薇の少年、ではなく、ダンテのおっさんであるが、まあ誰にでもそんな時期はあるものだ。今日も今日とておれはやさぐれて部屋で一人酒をのんでいた。ああ、もうこのままいっそ…
少し早いんだけれど、と言いながら職場の友人がやってきて、誕生日プレゼントをもらったのである。Aからはソニンのポスター。Bからは2ちゃんねるのタオル。Cからは星野仙一の携帯ストラップ。どれもみなコチラがどう反応してよいのか困ってしまう逸品な…
目覚めてゐることに疲れ やがて おびただしい吸殻が あなたの巨大な手から降ってきた*1 たまりにたまっていた洗濯物をナンとか片付ける。 図書館から借りていた久石譲選『カルテット・クラシックス』を かけながら、オレンジジュースを飲み、煙草に火をつけ…
(MDのコンセントにぶらさがる貞) 仕事から帰ってくると、とりあえず俺は貞をさがしてしまう。 貞はたいてい部屋の隅っこ、畳の上にいる。 12月はおまえたちの季節ではないのだよ、と俺は話しかけながら、 しかし、さすがにピクリとも動かない貞をみて、もう…
画像はカマキリである。 以前は小型のやつが部屋にいたのだけれど、今朝から俺の部屋に住みついているのは中型のやつで、いちおう、貞奴(さだやっこ)と名付けてみた。たぶんメスだろうと思ったので。小型のは俺がチョッカイを出すと戦闘態勢になって向ってく…