はてなダイアリー平民新聞

創業2002年か2003年、平民金子の元祖はてなダイアリー日記です。

豚の体臭

不幸に酔いつぶれた 俺やお前 派遣労働者や 満載になった 尻の穴 不幸に酔いつぶれた 俺やお前 今日も10トントラックの荷台に乗って 男たちが夜の巨大倉庫に一匹 また一匹と 見てみろよ どいつもこいつも 酒の下敷きになって 卑屈に笑ってばかり そいつは 俺…

太陽とウイスキー

父の夢を見た。ぼくたちはテーブルに向い合わせに座り、ぼくは父の事をFさん、と名前で呼んでいた。Fさんはぼくに語りかける。昔は仕事中、ちょくちょく酒を飲んでいたんだよ。もちろんそんなにたくさんは飲んでいないけれど、ビール一缶くらい。それでも平…

ホッピーもう一杯

定刻通りに高速道路は落下する。新聞配達のバイク音。 洗い桶に沈んだコーヒーカップ。 遠くでカラスが鳴いている。 初めて会った彼女は左利きだった。 きみの読んだ本が、ぜんぶおれの記憶になればいい。 きみの読んだ本が、ぜんぶおれの記憶になればいい。…

村中曼荼羅

先日、不思議なきっかけから、小学校時代の同級生Nと二十数年ぶりに再会することになった。Nとぼくは実家が近かったこともあってよくいっしょに帰ったり、たまにお互いの家を行き来したりしていた。その頃のぼくらはファミコンばっかりやっていたのだけど、N…

ベイルートの朝

忙しいかと問われれば忙しいと答え、ヒマだろ、と問われればヒマだねえと答える。そういった、よくわからない日々を過ごしている。最近は毎朝五時には目が覚める。コーヒーを飲み、タマゴごはんを食べ、満腹になり寝てしまう時もあれば、そのまま街へ出る時…

目玉かよ

さてかなしみはどこから来るのか目玉かよ 記憶も記録も目玉が始まり目玉かよ ごめんねごめんね言う人の 目玉見るのも目玉かよ どこまでもみれよ みれねばきくよ きけねばふれる 目玉なくとも目玉かよ Sさん かなしいねとつぶやく時のSさんの 内側から広がり …

ムツゴロウ

このままじゅくじゅくと、あたし、なにもでけずにくさっていっちまうんじゃないかしらと、あたし、おさないときから思うこと、何度かあり、でもなんとか、それ、いままでいきてこれたのは、ほら、ムツゴロウさんの番組、あれ、のおかげではないかしら、なん…

平成ビートニクス

ぼくらは平成のビートニクスではないですか、と言ったきみは早晩帰らぬ旅に出るだろうその頃には僕も綺麗さっぱり消え去って、ゴミまみれの生活に終止符を打つ。朝、物干し竿にあたる太陽の光を二人でうっとり眺めていた。僕はアルコールで、きみは妙な薬を…

テロル歌謡曲

職場で詩など唄えぬよ職場でブログのブの字も出せぬ。だってこっパズカシイじゃない僕は匿名の男、匿名の、フォークリフトの魔術師。リフトの爪を、あなたの心臓に突きさすばかり。その時あなたは「えっ?」て言うの。初めてあたしがあなたの静脈に針を突き…

春雨物語

前回の約束通り、今回はかなこさんの話を書こうと思う。かなこさんはとても手先が器用な人で、ぼくが彼女の部屋に行くたびに、毎回変わった料理を作ってくれた。当時のぼくは今とは違ってまったく自分で料理を作らなかったので、毎日カップラーメンばかり食…

SELF AND OTHERS

「ぼくはあたらしいことばをさがしにきたんだ」 「きみは長生きできないんじゃないかっていつもおびえている」 「あのひとが自殺しちゃったんだって?」 「踊り場から、スットーンとな」 (もしもし?) (もしもし?きこえますか?) 「だってさ、目の前に…

天狗のいた町

仕事が休みのある日、同僚からザリガニ釣りに行こうと誘われた。『ここから車でしばらく走ると俺の育った町があってね、神社があって、ドブ川が流れていて、小学生の頃は毎日そこででっかいザリガニを捕まえてた。タコ糸の先にさ……』スルメやろ?先っぽに結…

希望の歌

これは知覚の扉を開けぬまま醜く年だけとっていき老いた体を横たえて小便もらす詩人たちに対し俺が囁く希望の歌 お前ゴキブリ俺はウジ、 しょせんカナワヌ乞いならば、 馬鈴薯食って舌噛んで、 血吐き唾吐きよろめいて、 馬鹿が二人で笑ってら、 ブタが地獄…

犬の肖像

どっこい生きてます。

四畳半、我が街

せねばならん事があるのについついキーボードに手がのびる。ああ、これでは駄目だと思いパソコンの電源を落とす。すると、今度はチンコに手がのびる。チンコをおとなしくさせると、今度は煙草に手がのびる。そして、満足し寝てしまう。起きると腹が減ってい…

おはようございます

おはようございます おれたちは不毛な解釈を繰り返し だらしなく年をとっていく のびきったカップラーメン しなびたポコチンをぶら下げて 犬の死体に挨拶する おはようございます おれたちはシワ枯れた韜晦を繰り返し せわしなく年をとっていく 畳の上に落ち…

ウェットプッシー・炎

ドンドン・ドドンドン・ドドンドンドン・ドドンドン・ドドン 幸せなりたかがブログで馴れ合って (ドン)くだらないネタ褒め合って (ドン)シネシネ ドドンパ コンチクショウ (ドン・ドン)童貞戦士のお通りだ (カッ)ウェットプッシー・炎ドンドン・ドドン…

I'm So Lonesome I Could Cry

煙草を吸いながら、金の無駄だからと禁煙を決意ス 酒をのみながら、体を壊すからと禁酒を決意ス ネットを見ながら、馬鹿になるからと禁ネットを決意ス 性交をしながら、哀しくなるからと禁マンコを決意ス そしてチンコを握り、放尿しながら、ワシは歌う アイ…

酒、やめれ

きのうは久しぶりに外で目覚めた。 一昨日かなあ、酒のつまみ用にヒジキを作っていたんだケド、それが我ながらおいしくて、焼酎を飲みすぎたようだ。嘔吐するためか、或いは小便するためか、夜風にあたるためか、おれは夜中に部屋を出たようで、その後街をフ…

靖国射精

終戦の日。前夜から、早朝、昼間にかけて、おれは、何ヶ月ぶりかの性交をしていた。オナニーもええケド、やっぱりオメコはええナア、なんて思いながら。小泉氏の靖国参拝に関して、思想信条とは全く関係ない部分で、おれは、小泉氏が総理大臣になったときか…

酒をのむ

酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒 汗をかき水分補給…

八月十一日、蝉の声

二十歳の頃につきあっていた●●チャンが、しばらく船旅に出るとゆうので、「ああ、見送りに行かねばなあ」と思い、おれは服を着替え、部屋を出たのであるが、さて、俺がいそいで開けたと思ったのは部屋の扉ではなく、さきほどまで●●チャンと性交をしていた、…

剃毛ブルーバード

小学生の頃、おれは理科の時間で使う虫メガネで、自分のチンコを観察するのが日課だった。指でハジいたり、曲げたり伸ばしたり、時に玉袋を伸ばしそれをチンコにかぶせイナリ寿司を作ったり。右手でそのような作業を繰り返し、左手に持った虫メガネでそれを…

馬車の刑、夏の夕暮れ

捨てるな拾えよ野良犬は。 ブログ・ノータリーン・浄土。 セックスなんてくそくらえ/ブログ・ノーリターン・浄土 路地を曲がって右左 野良犬二匹股濡らす ここは何処やら いつか来た道 畜生道 あな、うれし。 1st 馬車の刑 エクリチュールの妖精は 俺に宿る…

突撃サックブルース

七月になり女子が薄着になっていくのを見てるだけでなんだか精液が逆流して鼻から出てきたよとか思ったらただの鼻水だったりしませんか?それ夏風邪ですからハイハイ。さて今日は散歩中使用済突撃サックを発見したのでさっそく拾ってポケットに入れて部屋に…

ゴールデンボール(Fに)

アパートの下で子供たちが遊んでいる 声がきこえた おれはその時部屋の中で おまえを握り締めていた 固くなった友達と ゴールデンボール 苦い緑茶を飲んでいると あの頃の事を思いだす おれたちがみな静かに まんこだのセックスだのと 書物の世界に溺れてい…

銭湯

近所の銭湯に行くと、番台にはいつものオバハンが座っている。 おれは黙ったまま、千円札を差し出した。 千円札を受け取ると、オバハンもまた、黙ったままでいる。 「おい、お釣り渡せよ」 なんて思いながら、おれがその場に突っ立っていると、 そこへ、扉が…

■ひとつ「いろはうた」【い】異物吐き出す長雨の 【ろ】路地逆向きに鯉を埋め 【は】鳩にパン屑頂けば 【に】鰊会津に咲き狂う 【ほ】干草のような女に抱かれ 【へ】屁すらどうやらおれを見ぬ 【と】とすれば死ぬるより他になし 【ち】地の果てで踊れ骸骨 ■■…

情念アンソロジー

髭をそらない日はない 夢はもういらなくなった ニュースと駄弁で耳を痛めた 悪魔のオーケストラの練習がうるさい 快楽もまっすぐのぼらなくなった 悔恨をいやす運動がほしい もういちど血のなかをとおってこい 弾丸よ 言葉よ 錠剤よ 鮎川信夫「生き残った者…

三拍子

俺の心臓は三拍子で 夜行バスに揺られ パーキング・エリアで ある時は怒りを ある時は悲しみを ケタ、ケタ、ケタと 打ちつけたり。 たりもした。